クンダリニー・ヨーガ成就のときの日記

七月二十七日(月)
エネルギーが強くなってきたのか、頭頂がしびれるようになってきた。ツァンダリーのプラーナーヤーマのとき、虹色の光の帯が見えた。
 今日から五体投地が始まった。真夏の、しかも締め切った部屋の中だから、汗が滝のように落ちる。辛いなと思ったときには、「この苦しみは解脱という大楽につながる。今ちょっと苦しめば、後で幸せになれるんだ」と、自分に言い聞かせてどうにか終わることができた。

八月十日(月)
 睡眠中、白銀に光る光球が見えた。まわりに赤、黄、青の微細な何かが光っているようなヴィジョンを見た。

八月二十三日(日)
 ツァンダリーのプラーナーヤーマの後、体が固定されて足が持ち上がり、体がねじれるような感じがした。体がふわっと浮き上がるような感じだ。

八月二十八日(金)
 今日は、五体投地後、幽体離脱し、前と同じように上昇し、下降し、美しい海岸のある世界に行った。人があまりいない。ハワイのような感じだった。 ヴァヤヴィヤのとき、震動が続く。もはやダルドリー・シッディに近い程大きく跳ねる。

九月十六日(水)
 先生が来て、シャクティーパットを受ける。五大元素の色を一緒に透視する。黄色(地元素)、スカイブルー(水元素)、赤(火元素)、緑(風元素)、青(空元素)をひとつずつ見ていく。そして、アージュニャー・チァクラの白い色、そして最後にオレンジだった。(先生は、「オレンジの光は最後のステージで見るもの」と言われた。)まだ、エネルギーが足りないため、世界が暗く、はっきり感じられないのは残念だった。「私のエネルギーが全部入った。あと三日くらいで解脱するだろう。」と先生が言われた。ぐったりされていた。

九月二十日(日)
夜、寝ていると先生から突然電話がかかってきた。「終わったんじゃないか。」といきなり言われる。 「呼吸が停止していただろう。お前は座法がヘタだから、寝ているうちに三昧に入るんだ。」 そして、「もう、瞑想とプラーナーヤーマだけをやれ。そして、三昧に入れ。」と言われた。